催眠術師

マネーの虎

昨日、とんこつラーメンなんでんかんでんの川原元社長がテレビに出ていました。

昔、マネーの虎でよく見かけた方です。

今は催眠術師をやってるんですね。

驚きました。

なんでも前から催眠術はできて、10人くらい集めて一人8万円で教えてるみたいです。

ニワトリ催眠術

わたしも若い頃ニワトリに催眠術をかけたことがあります。

ニワトリはいきなりひっくり返すと防衛本能から固まっちゃうんですね。目はパチパチしてますけど。ただそれだけのことです。

でも知らない人はフリーズしたニワトリを見てびっくりします。

いちばんびっくりしてたのはニワトリかもしれませんけど。^^;

意識の狭間

社長さんが催眠術かけるのを見ていて気づいたことがあります。

とうとつに「あなたの出身地は?」と聞いて相手が答えようと息を吸った瞬間にバチンと指を鳴らして術をかけていました。

きっと何かを思い出そうと息を吸うときのような緊張から弛緩の間に無防備の一瞬があって、暗示をそのタイミングで入れるのでしょう。

そういう瞬間は人のふだんの生活にも存在するはずです。

その一瞬を捉えれば、言葉は相手の心にくさびのように打ち込まれるはず。

興味深いです。

堅実の優位性

あと川原元社長は、ラーメンやってるころは仕入れとか月末の支払いがたいへんだったけど、催眠術講習は元手(経費)が要らないからいいwって言ってました。

確かに、ふつうの商売では売り上げのうち経費がかなりの部分を占めます。

そうした商売が成長すれば当然、売り上げ、経費とも増大します。

その時社長の言うようなアクシデントが起こって、売り上げが二分の一、四分の一になったとしたら、固定経費はあまり変わりませんから、赤字が積み上がっていくわけです。

そうした結果、最後に「大きな」借金が残ると。

そう考えると、経費の大きい商売で成功しても、しょせん「規模が膨らんだばくち」。

成功も破綻も同じくらい可能性があることを考えれば、「事業規模拡大になんの意味もない」ですよね。

催眠術師やネットビジネスのように元手いらずで、失敗しても骨折り損のくたびれ儲けで終われる商売ってなんて素晴らしいんでしょうw

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