写真の一部を隠す
このまえ、「おまとめ記帳」のことを書いたとき、通帳の写真の一部を隠す必要に迫られました。
隠すところをぼかしたりモザイクをかけた写真は、ブログではよく見ます。
写真を公開するとき、それが必要な場面は多いと思います。
でも今まで写真をそのままのせることが多く、一部を隠すやり方について考えたことがありませんでした。
意識してネットに公開されている画像を見ると、隠す方法として主に二つの方法が使われているようでした。
①ぼかす
②モザイクをかける
とりあえずそうした方法でやってみることにしました。
フォトショップエレメンツ15でモザイクをかける
アプリとしては、わたしがふだん使い慣れているフォトショップエレメンツ15でできればいちばんかんたんです。
「フィルター」には、「ぼかし」をはじめいろんなツールがあったはずです。
まずはそのへんから始めてみることにします。
①ぼかす…△
左の長方形選択ツールで範囲を選択し、
フィルター→「ぼかし」→ぼかし(ガウス、強 など)
やってみましたが、ガウス、強でもいっこうに強くぼけないばかりか、選択するたびに詳細設定する手間が煩雑で、「広範囲を一回で」ぼかす場合以外は、現実的な方法と思えませんでした。
②平均化…□
「ぼかし」 で唯一手早くできたのは「平均化」です。
フィルター→「ぼかし」→平均化
この手順であれば、一発で範囲が平均化されます。
しかしながら、「平均化」は選択した長方形の範囲を完全に「均一に」してしまうので、その範囲は「のっぺらぼう」になってしまい、意図した「見えそうだけど見えない」繊細な隠し方にはなりませんでした。
③モザイク…◎
ここまできて、わたしは隠すやり方を行き当たりばったりではなくちゃんとググって探してみました。
そうすると、なんということでしょう。
フォトショップエレメンツで「モザイク」をかける方法がでてきました。↓
バージョン9からもうモザイクの機能が備わっていたとは!
そう。よく考えればわたしの隠す理想的イメージ「見えそうで見えない」は、「ぼかす」でも「平均化」でもなく、「モザイク」そのものだったんですよね。
フィルター→ピクセレート→モザイク→(セルの大きさを設定)
わかってみれば、カンタンです。
わたしはピクセレートは、いままでほとんど使ったことがありませんでした。
セルを大きくすればするほど、内容は判別しにくくなります。
一回セルの大きさを設定してしまえば、次回からは範囲を選択するたび同様にモザイクがかかるので、作業はサクサクできて快適です。
モザイク後の出来栄えは、期待したとおりの繊細なものでした。↓
記念すべきはじめての「モザイク」作品です。(^^)/
フォトショップエレメンツをお持ちの方は、ぜひ上記のやり方で「モザイク」かけてみて下さい。
きっと満足いただけると思います。