不思議な政策
ふるさと納税、みなさんはやってますか?
わたしは去年からやってます。
平成27年に上限額が倍になったので始めてみました。
年の後半中心に毎月ハムとか豚肉とか届いてけっこう食卓が潤います。
実質2,000円負担でこれだけ食生活ゆたかになるなら庶民としてはけっこうな制度だと思います。
でもやってる人は10%くらいみたいですね。
ふるさと納税額平均は7万円くらい。
近所のサラリーマン夫婦もやりたいけどどうやったらいいの?って以前聞くので、
ネットで調べてふるさとチョイスで始めたらいいってアドバイスしました。
でも、いまだにやってないみたい。
逆累進税
強きを助け弱きを挫く政策って気もしますよね。
これは、本来の政治のあり方とは逆のスタンスです。
ふるさと納税の特産地としても、寄付の半分くらいの価値提供だから商売が成り立つわけです。
寄付側としては、寄付のほとんどが住民税減税で返ってくるので、返礼品の価値は1/2でも1/3でも納得するのが「ふるさと納税」なわけです。
「易しい商売」です。
でも、ふるさと納税制度がなくなって、1万円で「1万円の価値」を求められたとき、「ふるさと納税特産地」は生き残れるのでしょうか。
そう思って、海外からどう見えてるのかなって思ってしらべたら、けっこう「評価まちまち」でしたw
意外。
ホント、人の考えっていろいろですね。
影響
ちなみにうちの子は高校生なんですけど、高校の授業料って親がお金持ち以外は無償です。
だいたい8割の家庭が無償です。うちもそのお仲間です。
住民税の所得割が両親で50万7000円越えの人たちだけ、授業料年12万ほど払うことになります。
でもふるさと納税7万くらいしたら、市民税の所得割って3万くらい(夫婦でしたら6万くらい)劇的に下がっちゃいますから。
市町村民税所得割じゃなくて、児童手当みたいに所得でやったら普遍的だから、公平でいいのになあ。
なんて、ふと思いました。