借力の効果
単純ですが、体の芯から元気が湧くことです。
朝やれば頭がスッキリし、夕方やれば体の疲れが取れます。
日常生活で特に役に立つのは睡眠が短時間ですむことでしょうか。
力抜山の本にも呼吸法で脳を鍛えると、回復力が高まると書いてあります。
機序はわからなくても、それが体感できるのです。
わたしは昔は6時間くらい寝ていましたが、今は4時間半で同じくらいスッキリ目覚めます。
社会人が多忙な時期を乗り切るのに、受験生が受験勉強をがんばるのに、毎日1時間半多く使えるのは福音ではないでしょうか。
訓練場所
一差を2セットしても15分ほどですが、家ではどうしても家族に中断されることが多く、はかどりません。
それに、なにかのついでにやるほうが時間の無駄がなく効率的でもあります。
そこでふだんは、帰りの車の中で運転しながら一差を2セットやっています。
具体には、メトロノームを1分60回にセットし、その音を頼りにやっています。
帰りの1時間は空腹であり心も安定していて、確実に訓練をこなせるまたとない訓練場所です。
感覚
借力をやるようになってから両手の平を合掌のように近付けていくと、風船を挟んだような弱い反発力を感じるようになりました。
科学的では説明できない感覚です。
そのせいか、妻の肩もみ腰揉みをしてやったとき妻がいつの間にか寝てしまうようになりました。
なぜかとても気持ちがいい、と言います。
これが「気」というものなのかもしれません。