「最近、ハイビームの車が多いと思わない?
前に比べてすごく多い気がするんだけど。」
ある日嫁さんがそう言いました。
「うんうん、俺もそう思ってたんだわ実は…」(やっぱり人もそう思ってたんだ…)
ハイビーム
夜、対向車でハイビームの車がやたら多いのです。
最初は傾斜して盛り上がった交差点など、ライトが上向きだったりしてそう感じるのかな~などとおもっていたのですが、平坦な道の対向車でもときどきずーっと向こうからやっぱりハイビームでやってくる車がいる。
確信犯なんです。
それか対向車が眩しいことがそもそもわかってないんだか。
昔(30年くらい前ですかねー)職場に、国鉄を追い出されて運転手さんになった高野さんという年配のおじさんがいました。
なんとなくいつも不機嫌そうな顔をしたおじさんでした。
その人は夜の仕事の送り迎えもしておられましたが「最初から最後まで」ずーっとハイビームで運転してたんですよね。
だからのせてもらうみんなが、「高野さんいつもハイビームだけど、対向車が眩しいのがわからんかなー」って噂の男になってました。
わたしも、「この人は人の迷惑が分からない人だ」と思っていました。
わたしもさいきん目がもうろくして、日中の日差しとかすっごく眩しいんですよね。
昔は日差しのきつい夏の海とかが大好きだったのに。
熱い太陽を浴びるとなんだかエネルギーをもらってる気がしたものだけど。
今は全然ダメ。
日陰がホッとします。
夜ハイビームが目を直射するとまぶしくて、まわりが真っ白になってしまって数秒なにも見えないので、すごく怖いんです。
宣伝する人たち
なのにこの間、地元のケーブルテレビを見ていたら警察のおじさんが取材されて交通指導でこんなこと言ってました。
「…えー、というわけですので、みなさん 夜の運転はハイビームを活用して安全運転を心がけてください」
はあ?
あんたがそんなことばっかり言ってるから、みんなハイビーム族になるんじゃないか?
せめて、「対向車があるときには眩しくて危険ですので、控えてください」って付け加えんかい!
曲がってから方向指示器
あと全然話は違うんですけど他県からいらした方の話によると、うちらの県民の運転特性として、「方向指示器を出すのが遅い」っていうのがあるみたいですね。
それは思い込みではありません。
実際、かなり顕著です。
信号のないT字路のどんつきで、わたしが右折しようとしていて。
でも50m右から勢いよく車が来るので通り過ぎるのを待っていると。
右からの車は直前でこっちに左折し始めて「それから」左折のウインカーを出す、なんてのはよくあります。
さっさとウインカー出してくれればこっちも行けてスムーズだったのに。
直前まで 「行こうか左折しようか」迷ってたんでしょうか。
待ったあげく左折されるならこっちも、その車が左折することに賭けてみようか なんて思って、飛び出したくなるじゃないですか。
警察のおじさんも、指導するなら対向車向けハイビームの禁止とか早めのウインカーとかそういうことに力入れてくれたらいいなって思う、今日この頃です。