人気と確率
皆さんは宝くじを買われますか。
わたしは義理と気まぐれで数回買ったことがありますが、基本買いません。
宝くじの賞金還元率は47%で、買えばかうほど資金は半減していくからです。
競馬の還元率75%、パチンコの還元率85%と比較してもこれはひどい数字です。
医学部の方が安上がり
うちの長男は今高一ですが国立大学を目指すと言っています。
中学のときは受験科目はオール5オールAで常に学年1番、我が子ながらすごいと思いましたが、進学校ではそうはいきません。
学テ学年5位でなんとか上位2%くらいです。
ハイクラスには数学の天才がふたりいるそうです。
最近は、オレは凡才だった><;と嘆いています。
試験は水物ですが、今のところ医学部の合格可能性は10%くらいのものでしょう。
ふつうのサラリーマンの生涯年収が2億円、勤務医師の生涯年収が5億円と言われますから、10%の確率で3億円の増収が狙えるということは期待値は3億円×10%=3000万円です。
買う(受験する)だけで3000万円期待できる宝くじと言うことです。これなら買ってもいいかもしれません。
一方、合格した場合他学部に比べて在学経費は増えそうなものですが、実は減ります。
卒業後地元に数年間勤務するという条件で在学期間6年間の生活費月10万円を給付する制度があるからです。
合格した場合6年間で720万円の利得があります。
長男はもともと地元にずっと残ると言っていますから問題ありません。
国立医学部の6年間の学納金(入学金と授業料)は350万円で、国立他学部4年間の学納金250万円と比べて100万円よけいにかかります。
生活費は、月10万円×24月=240万円よけいにかかります。
したがって経費は、(100+240)-720=380万円減ることになります。
書籍代・実習費など他学部よりもろもろかさむにしても、浮いた380万円でなんとかまかなえるのではないでしょうか。