書留と特定記録郵便
今週は子どもの大学出願をしました。
大事な手続きです。
その際 速達と同時にA校は書留、B校は特定記録の指定がありました。
どちらも配達記録が残り、比較的厳格に扱われる郵便の種類です。
ネットでの追跡も今回初めてしてみて、いい勉強になりました。
いい機会ですので、この際 違いを整理して、自分の覚えとして残しておきたいと思います。
書留 +430円
引受・中継局・配送までの配達記録が残る。
10万円までの補償がある。
簡易書留 +310円
引受・配送の配達記録が残る。
5万円までの補償がある。
特定記録 +160円
引受・配送の配達記録が残る。
補償はない。
こう整理してみると、A校とB校の考えがよくわかります。
出願書類は金銭的価値はないので、補償は関係ありません。
そうすると簡易書留の選択の余地はなく、配達記録の厳密さで書留か特定記録を選ぶことになります。
A校は中継局も含めた記録も必要と厳格に考え書留を、B校は引受と配送(受取)の記録で十分と考え特定記録を選択したのでしょう。
わたしなら、受取(時刻)記録は確認できるので、特定記録で十分と考えるでしょうか。
追跡のしかた
今まで「簡易書留」は山ほど出したことがあるのですが、特にトラブルもなく追跡確認もしたことがありませんでした。
でも今回は実際到着したか、自分が出した責任上不安なので、追跡確認をしてみることにしました。
実際、追跡確認して安心しないなら、なんのための書留、特定記録か分かりませんし、ネットの時代だから思うよりカンタンなことかも知れません。
「書留」「簡易書留」「特定記録」共通
郵便局でもらった「書留・特定記録郵便物等受領証」を用意します。
「書留(特定記録)」「お問い合わせ番号」でGoogle検索→郵便局の「郵便追跡サービス」→個別番号検索※→「お問い合わせ番号」欄にお問い合わせ番号を「123-12-12345-1」のように入力→追跡スタート→「引受・(中継局)・配送」表示
※「個別番号検索」は、1件だけ追跡するときに使います。
通常はこれでいいはずです。
「連続番号検索」は、複数件を郵送して、連続で複数件追跡するときに使います。
やってみると、A校、B校とも発送翌日の10時頃には宛先(大学)に届いていることが確認でき、大変安心できました。
A校の書留では3回も中継されている配送の様子がつぶさにわかりました。
履歴情報をカラーコピーして各校の要項と一緒にクリアファイルに入れておきました。
ほんとにカンタンで、安心することができます。
せっかくの追跡機能ですから、ぜひ、みなさまも追跡確認してみて下さい。(^o^)
感想
今まで仕事でたくさんの「簡易書留」を出してきましたが、「補償」が関わる有価証券等の書面は少なかった気がします。
「重要な書面」に過ぎませんでした。
簡易書留310円、特的記録160円だったら、指定がない限り補償がなくて格安の「特定記録」を使った方がお得になりますね。
他に、配達証明310円というのもあります。
これは「郵便物等配達証明書」という日本郵便株式会社が証明した書面があとで郵送されてくるものです。
これは「お問い合わせ番号」の他、受取人の氏名と配達月日記載されています。
補償が必要ない場合、同じ310円を使うなら、確認できるだけの簡易書留より、確認できて「証明書」が手元に残る配達証明にしたほうがお得ということになりますね。
郵便の特性を知ってお得に利用しましょう。(^_^)b