Googleアカウントが取得しにくくなった
最近Googleアカウントが取得しにくくなりました。
いちいち電話番号認証を求められます。
そんな中で、わたしは電話番号を1回も使わずに多数のGoogleアカウントを取得してきました。
アカウントを1個作るだけなら、繰り返せばすぐに作れます。
でも複数作りたいなら、最小限の知識とコツを知っている方が効率的です。
今回は、複数のGoogleアカウントを効率的に作るコツをお伝えしたいと思います。
早く結論だけを知りたい方は、ココから「3K法」に飛んで下さい。
Googleアカウント取得の基本的な手順
Googleアカウントを取得する基本的な手順は次のようになります。
Googleアカウントの作成画面を参考に載せますので、説明と一緒にご覧下さい。
【基本的な手順】
Google検索画面→右上のGmail→アカウントを作成する→Googleアカウント作成画面→姓名・ユーザー名をアルファベットで入力→パスワードを英数字8文字以上で入力→次へ→(続く)
(続き)→電話番号(省略可)→再設定用のメールアドレス(省略可)→生年月日・性別を記入→次へ→プライバシーと利用規約→同意する…で完了です。
ここで唯一の問題は、電話番号認証の箇所です。
ここで、「電話番号(必須)」となって、電話番号の入力なしには前に進めないことがあるのです。
電話番号(省略可)となるか電話番号(必須)となるかは、取得作業のたび変わります。
電話番号の要否の確率はほぼ半々です。
ですから、なにも工夫しなくても、繰り返しやっていれば必ず電話番号を使わずにアカウントを作れるのです。
そもそも、どうして電話番号の要否が一律でなく、ランダムに変化するのでしょうか。
Googleには無数の人にアカウントを登録してほしいという希望と、全ての人に電話番号付きで登録してほしいという希望があります。これは二律背反です。
その上で二つの希望をバランスよく叶えアカウントをメジャー化し収益を最大化するためには、「電話番号(必須)」と「電話番号(省略可)」が半々の確率で現れるのが理想とのGoogle一流のバランス感覚と思われます。
なお、電話番号の要否の確率が半々といっても、偏りが非常に大きいです。
3日連続で電話番号必須のこともあれば、3日連続で10数個のアカウントが作れることもあります。
でもわたしの経験によれば、偏りに応じた「リバウンド」があり、1週間で平均すれば1日の作成可能個数は4個程度とほぼ一定です。
電話番号認証の理由
主に以下の二つのようです。
1 アカウント一人一つ原則
2 スパム回避
電話番号(必須)となる原因
主に以下の4つのようです。
1 同一機器
2 同一IPアドレス
3 同一ブラウザ
4 時間・回数制限超過
電話番号認証を回避する方法の検証
以上から電話番号認証を回避する方法として下記が想定されますので、検証してみます。
①機器を変更する
②IPアドレスを変更する
③キャッシュを削除する
④ブラウザを変える
⑤時間をおいて挑戦する
⑥短い回数・時間で作業する
結果はこうでした。↓
① 機器の変更
スマホからアカウント作成。
一発で作れました。
すぐ新規アカウントを作りたいならこれがいちばんのようです。
ただスマホでアカウントを作ることは、メインのアカウントでない場合はお勧めできません。
② IPアドレスの変更
パソコンで、ゲートウェイのコンセントを抜き差し。
そうするとIPアドレスが変わります。
…でも、やっぱり電話番号認証画面が出てきます。
IPアドレスの変更だけでは、手間がかかる上に効果も見られませんでした。
③ キャッシュの削除
【キャッシュの削除の手順(Chromeの場合)】
右上の三点メニューマーク→その他のツール→閲覧履歴を消去→基本設定・詳細設定→データを削除
キャッシュの削除をしない場合に比べて、キャッシュをたびたび削除したばあいは、作業可能回数が有意に延びました。
④ ブラウザの変更
Chrome、Edge、IEとブラウザを変更しながら作業してみましたが、作成可否は共通で、特段の効果が見られませんでした。
⑤ 時間をおいて挑戦
半日程度時間を置くと、また作れるようになります。
いちばん基本的な方法と言えるようです。
「3K法」
目的は単位時間の中でできるだけ多くのアカウントを作ることです。全ての手法を使うことではありません。
よって目的に添って試行錯誤する中で手法を単純化した結果、電話番号を使わず簡単にGoogleアカウントを作り出す「3K法」を編み出しました。
3Kとは、A:キャッシュの削除、B:アカウントの確保、C:時間間隔という3手順の頭文字を取ったものです。
効果のまちまちな手法を併用するのではなく、効果のハッキリした3手法だけ使って短時間に効率的、継続的にアカウントを取得します。
なおブラウザは単純化のためChromeのみ使用します。
A アカウントを2個取得するたびに、キャッシュを削除する
アカウント取得画面へのアクセスが記録されているCookieは、Googleにスパムと誤解されるもとですので、アカウントを2個取得するたびにキャッシュを削除し、連続取得につなげます。
【キャッシュの削除の手順(Chromeの場合)】
右上の三点メニューマーク→その他のツール→閲覧履歴を消去→基本設定・詳細設定の両方で→データを削除
注意
キャッシュを削除した後、次に取得のため「入る画面」に注意してください。
初期画面で右上の「ログイン」から入ると、中央に取得アカウントが蓄積している画面となるのでキャッシュを削除した効果がなく、すぐ行き詰まります。
ですので、初期画面で右上の「Gmail」から入ります。
すると下の画面になるので、右上または左下の青枠の「アカウントを作成(する)」から入ります。これでキャッシュの削除の効果が発揮され、連続取得が可能になります。
基本画面
B 電話番号(必須)となったら、未使用アカウントを確保する
Googleアカウントがいくつか作れても、いずれは時間・回数制限等により「電話番号(省略可)」が「電話番号(必須)」 となって、電話番号認証しないとGoogleアカウントが作れなくなります。
そうなったら、とりあえずアカウント作成は諦めます。
代わりに、未使用アカウントを「確保」して次回に備えましょう。
確保とは、空きのユーザー名を確認し、次回のためにストックしておくことです。
作業内容
最後に作ろうとしたアカウントをメモする。
続けて、アカウント作成画面に戻っていろんなアカウントを試行してみて、電話番号認証画面まで進めたアカウントをエクセルなどにメモしていく。
電話番号認証画面まで進めたということは、現時点で未使用アカウントだからです。
この作業によって、後日「電話番号(省略可)」のときに 確実に作れるアカウントが確保できます。
【効率的に未使用アカウントを確認するコツ】
姓名・ユーザー名・パスワードのうち確認のカギは中段の「ユーザー名」だけですから、使用済みでしたらパスワードはそのままで「ユーザー名」だけを次々変えてみるのが効率的です。
※未使用アカウントの確保作業は、10個前後確保した時点で、
Googleアカウントを作成できません
現在、Googleアカウントを作成することはできません。
しばらくしてからもう一度お試しください。
とのメッセージが出るので、終了します。
効果
いきなりアカウント取得できるのは1回あたり0~4個程度です。(試行錯誤で回数と時間を要し取得制限にかかるため)
これに対して、確保アカウントを生かして次回取得できるのは1回あたり0~15個程度です。(全てが空きアカウントなので、そのときどきの上限0~15個まで確保できる)
C 半日の間隔を置いて再挑戦する。
Googleアカウントの確保作業が強制終了となったら、今できることはありません。
そうなったら、半日程度の間隔をおくことです。※1
そうすれば、また「電話番号(省略可)」状態に復帰し、アカウント取得ができます。
A~Cのセットで、今ではアカウントを効率的に作れるようになりました。(^_^)b
次回は、成立しやすいアカウント作成のテクニックと便利なサイト、無数に記憶できるパスワードの単純化についてお話しします。