Wi-Fiを2階に届かせる~2.4GHz固定

Wi-Fiが2階に届かない

うちは6年前からWi-Fiを初め、1階の端の台所にWi-Fiのルータを置いていました。その頃は台所にパソコンを置いていたので電波はアンテナ4本が4本とも立つ状態。なにも問題はありませんでした。

でも1年くらい前から台所の反対側の2階TV間にパソコンを移動して作業をすることが多くなりました。まわりの畳に資料を広げると作業がはかどるからです。

そうするとWi-Fiはかなり届きにくくなりました。ルータのある台所には干渉する電気機器が山ほどある上に、壁、扉、階段、天井…2階のテレビ間までは障壁だらけだからです。

1日の内の半分くらい4本のアンテナのうち1~2本が立つ程度で、確定申告にどうにかこうにか使える程度です。中断時間帯が長いのでけっこう不便です。しかも1本だとまともにつながってはいません。かろうじてつながるか、フリーズないし地球マーク(不通)かでほとんど使えない限界状態です。なんとかしなければと思っていました。

そうこうするうちに1年が経ってしまいました。なにか手を打とうと思ったものの配線などおおがかりなことは経費がかかる上に面倒で、やり直しもききません。

NECの新型ルータは電波強度は変わらないもののメッシュ技術とやらで2階の届く範囲がわずかに広くなると聞きました。わたしはWi-Fiのスピードは問いません。1日中2階のテレビ間に電波が届きさえすればいいのです。

NECのメッシュ式最新型ルータAtermWG2600HSを買ってきました。スピードは最速ではありませんが箱の図解を見ると2階の届く範囲がメッシュ技術で若干拡張するようです。

新ルータ NEC Aterm WG2600HSの使用結果

結果は…う~ん。ハッキリ言って体感的にあまり変わりません。1万円も掛けたのにがっかりです。

1日の内の3/4くらいアンテナ4本の内1~2本が立ちます。あと、不通から立ち直り始めたとき地球マークから一気にググッと3本くらい立つことがあって、特徴的です。これがメッシュ効果なのかなと思ったりしましたが一過性なのであまり意味はありません。

肝心なときに何時間も切れるわけです。とても期待どおりとは言えません。

帯域自動選択の罠

そのうち、WG2600GSのつながる、つながらないにある規則性があることに気づきました。

Wi-Fiの帯域には旧式の2.4GHz(遅いが障害物や干渉に強い)と新式の5GHz(速いが障害物や干渉に弱い)があります。WG2600HSはそのいずれかを自動的に選択し電波を取り込みますが、つながらないときパソコンのWi-Fiを確認すると、帯域別に大きな違いがあるのです。

2.4GHz

アンテナ4本のうち常時1~3本で、スピードはふつうだが1日の98%程度はつながる

5GHz

アンテナ4本のうち1本でかろうじてつながるか、地球マーク(不通)になる。

つまり不通の不具合は5GHzのときにのみ起こっていたのです。

一般的に旧式の2.4GHzはいままでコードレス電話や各種機器に使われていて干渉が多く遅い。新式の5GHzは帯域も空いているため電波が通りやすいことがあり速い。といわれていますが、少なくともうちの2階では距離や障害物の多さで完全に「2.4GHz有利」だったのです。たぶん、どこの「だだっ広くて障壁の多い家」でも同じ状態が起こっていると思います。

自動選択で2.4GHzとなる時間帯と5GHzとなる時間帯は、ほぼ半々です。

ルータがなぜわざわざ2階のパソコンで不利な5.0GHz帯域を1日の半分も選択するのかよく分かりませんが、スマホやテレビ等のWi-Fi子機は台所や1階でも使っている訳なので、ルータとしてはどの子機が肝心なのか分からない。全体として「アンテナが1本立つなら速い方がいい」と判断して先進の5.0GHzを選ぶのでしょう。それがたまたま「肝心なパソコンのある2階では使えない」結果になっている訳です。

2.4GHz固定

1階では何GHzでも問題はないのだから、2階でWi-Fiをつながりやすくするためには、2.4GHzでつながる時間を増やすしかありません。

パソコンのWi-Fi画面から、Wi-Fi不通になったら「いったん切断してみる」「自動接続をやめる」など試してみましたが、Wi-Fiが「適宜2.4または5GHzを選択する」そして「5GHzだとフリーズ・不通になる」ことは変わりません。

ルータ側から5GHzを止めるしかないのではと思ったとき、前のルータでNECの「クイック設定Web」というルータ設定のツールがあり、それで細かく設定ができたはずだと思い出しました。新ルータでは「クイック設定Web」にまだ入ってもいなかったので、はじめて入ってみました。手順は、以下です。

クイック設定Webの起動方法

①Webのアドレス欄に「http://aterm.me」と入力してクイック設定Webのログイン画面に入ります。

ユーザー名に「admin」、パスワードに本体裏面のラベルに記載された”WebPW”の「数字6ケタ」を入力してクイック設定Webを起動。クイック設定Webの初期画面に入ります。

2.4GHz固定の手順

①初期画面から、Wi-Fi基本設定→「2.4GHz通信機能と5GHz通信機能の両方がONになっている」デフォルト状態から5GHz通信機能をOFFにする→設定

これで完了。カンタンでしたw

②パソコンを再起動。

ルータのコンセントを抜いて、5分後に差して再起動。これをしないと、いつまでたっても5GHz通信機能OFFが反映されません。

2.4GHz固定後

アンテナ4本のうち常時1~3本で、スピードはふつうだが1日の98%程度はつながる、という前に書いた2.4GHzの状態が維持されるようになりました。パソコンのWi-Fiアイコンを押したときAterm-○○○○-a(5GHz)の表示も出なくなりました。

ネットが常時つながって切れることがないのは格段の快適さです。

もしかして前のルータのままでもNECクイック設定webから2.4GHz固定さえすればこの快適さは実現されていたのかも知れません。パソコンを2階に移してからのこの1年の不便さは何だったのかと思います。

ネット機器ってほんとわからないことだらけ。奥が深いですよねw

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