株式信用取引 ~信用買いで一部買えたら、 現引をいつするか

最近、一つの失敗と気づきがあったので、戒めとして書き留めます。

その前に、現在利用しているGMOクリック証券の手数料を確認しましょう。

GMOクリック証券の手数料

わたしは取引にGMOクリック証券を使っています。

手数料は下表のとおりです。

GMOの前に使っていたSBI証券の手数料も、比較のためのせます。

GMOの手数料は、改めて確認すると、一時期 信用手数料一律100円だった頃と比べてかなり上がっています。

一方、SBIは対照的にここまで下がっています。

ほとんど拮抗していて、正直驚きました。

約定金額50万円までなら変わりませんし、50万円超でも買い売り往復で200円しか差がありません。

GMOの日常的なシステムエラーを考慮すると、SBIに戻るかどうか考えてしまうレベルです。

それはさておき…

信用買いで一部買えたら、現引きをいつするか?

最近のわたしの失敗談です。

若干、話をわかりやすくします。

その水曜日は、底に近いと思われる株を100万円買おうとしていました。

そこで、@1,000円×1,000株で指し値をしていました。

1,000円は、買えるか買えないかのかなり厳しめの指し値です。

ところが…

900株だけ約定して上げ

寄りつきが最安値でピッタリ1,000円でしたが、買えたのは900株のみ。

わたしはいずれ残り100株も買える可能性が高いから、1,000株そろってから現引しようと思っていました。

現引きは後場が終わっても、15時から15時半の間なら、執行可能です。

買いの結果が確定してから一括現引きすればいいわけです。

しかし、前場が終わって確認すると、やっぱり900株のまま。

14時を過ぎてもスマホは鳴りません…

気がつけば16時

用事にかまけていて、ハッと気がついたのは16時です。

「しまった。もう今日は現引きができない

スマホを見ると、約定はやはり900株のままです。

現引きが明日になると、買い方金利が今日・明日と土日も絡んで4日分かかってしまいます

(-_-;)アァ

現引きが当日の場合と翌日の場合の 買い手数料等の比較

【当日の場合】

手数料  @264円

買い方金利 @1,000円×900=900,000円
×2.75%×( /365)=67円

現引き  0円

計331円

【翌日の場合】

手数料  @264円

買い方金利 @1,000円×900=900,000
×2.75%×(/365)=271円

現引き   0円

計535円

土日が絡むこともあり、買い方金利を3日分204円、ムダにしたことになります。

それほどの額ではありませんが。

反省とまとめ

実は、買値をシビアに設定すると、一部しか約定しないことはよくあることです。

その場合「15時過ぎてから」と考えるのはいいとして、そのまま忘れてしまうことが20回に1回くらいはあるかもしれません。

それが起こっても「大惨事」ではないので、今まで、あまり突き詰めて考えたことはありませんでした。

この際、本当はどうすればよかったのか、よく考えてみましょう。

①一部買えても全部買えても、基本的には15時~15時半の間に現引きすればよい。

②でも、用事に紛れて忘れることは、つねに起こりうること。
そうすると、土日が絡めば3日分もの買い方金利を余分に払うことになる。
下手をするとそれ以上に忘れ続ける可能性もなきにしもあらずw

その可能性をなくすには、一部約定してすぐ上昇したなら「その分だけ直ちに現引き」すればよい。
そもそも、現引きには手数料も諸経費もかからないのだから、何回に分割して現引きしても、経費は0。

仮に最後の買いの現引きを忘れたとしても、信用買いの持ち越しをそれなりに「圧縮」して、余分な経費を減らすことはできたことになる。

ってことですね。

ボンヤリと考えて適当にすませていたことが、やっと一つクリアになりました。

やはり物事は、額の大小にかかわらず突き詰めて考えてすべからく答えを用意しておくことがよろしいようです。

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